アメコミを読みたい…そう考えていませんか?
アメコミはアメリカで販売されているコミックのこと。
アメコミは、スパイダーマンなどのヒーローものをイメージする方もいると思いますが、それ以外にも、結構な種類が存在するんです。
海外ではアメコミはどのように売られているのか、そして価格はどのぐらいなのでしょうか?
日本でゲットする方法についてもみていきましょう。
ロサンゼルスでチェックしてみた
私は学生時代ロサンゼルスで留学を一時期していたこともあり、ロサンゼルスでお土産としてアメコミを探していました。
ハリウッドの観光名所は「TCLチャイニーズ シアター(TCL Chinese Theatre)」、サンタモニカピアで書店を見かけて入ってみましたが、驚くほど数が少ないです!
日本の本屋のように、漫画コーナーそのものがありません。
そもそもアメコミってすっごく薄っぺらくて、新聞をカラー化したような作りになっていて、日本のような装丁になっていないのです。
そして、リーフのようなものでも、日本円にして約1800円程度と圧倒的に高かったです。
私が購入をしたのは、スパイダーマンでしたが、とても高いと感じました。
海外でのアメコミは、薄くて高い本である!
海外では皆がアメコミを読んでいる…そんなイメージがありますが、実際はそんなことはありません。
あんまり漫画文化は根付いておらず、そもそも「薄くて高い本」事情で、とんでもない価格設定なのです。
それでもアメコミを手に入れたいのなら?
それでもアメコミを手に入れたいのであれば、どうすればいいのでしょうか。
具体的にどうすればいいのかをみていきましょう。
ヴィレッジヴァンガードなどの雑貨屋さん
書店の中でも、ヴィレッジヴァンガードやちょっとオシャレ感のある本屋さんなら、殆どの確率で置かれています。
普通の書店ではまずそれほどお目にかかることはないので、アメコミが映えるようなお店に売っていることが多いです。
ちなみに、私は昔書店に勤務をしていましたが、そちらの書店では取り扱っていませんでした。
アメコミは、搬入などもややこしいですし、あまり売れないので、取り扱わない書店が増えてきている気がします。
通販
今はネット通販が便利で、アメコミも手に入れやすいでしょう。
ただ、リーフになったり、マイナーなものは楽天やamazonでも取扱をしていません。
ですので、アメコミの通販サイトや、秋葉原などの専門店から取り寄せをするという形になります。
ただし、レアなものほど金額は高めとなっていて、2700円~3400円ぐらいが一般的な値段となっています。
主に、アメコミを販売している主な通販サイトは以下の通りです。
・アマゾン
・楽天ブックス
・ブリスターコミックス
・豆魚雷本店
・ギルド
品揃えもそれぞれ違っていますので、それぞれチェックしてみることをまずはおすすめします。
電子書籍
アメコミは最近では、電子書籍でも取り扱っています。
コミックを購入して、タブレットなどで、これを読むことが出来るサービスですね。
ただし、アメコミは、デザインや、その質感、コレクションをしたいという方が多いと思いますので、紙の媒体にこだわる人はおすすめできません。
しかし、この方法なら、時間をかけずに手元に購入後すぐにデータが入りますので、すぐに読めるという魅力があります。
アメコミの取扱が多い電子書籍は?
アメコミの取扱が多い電子書籍ですが、アメコミはそれほど多く取扱されているわけではありません。
eBookJapan
かろうじて取り扱いがあるとしたら、イーブックジャパンと【DMM.com 電子書籍】です。
DC、Marvelといったアメコミレーベルを大きく取扱いしている電子書籍ストアというのは現状、日本にはなく、イーブックジャパンにそれ以外のアメコミが少々取り揃えられています。
ただ、それほど多くの種類は揃っていないので、まずはアメコミをチェックしてみてくださいね。
まずは会員登録をしてみてください。
無料で試し読みも出来ますが、会員登録するとクーポンを受け取ることが出来ますので、お得に購入出来ます。
アメコミをチェックするなら、それぞれの出版社で検索をしましょう。
たとえば、Sparklight Comicsでチェックするとヒットします。
コミックレーベルで調べるとチェックしやすいです。
comixology
こちらは、完全英語版のサイトですが、アメコミ中心にラインナップされています。
ただし、完全英語サイトなので、英語力が必要で、少々ハードルが高いです。
amazonよりもラインナップが豊富で、作品群も探しやすくなっています。
Marvel Comics
こちらは電子書籍ストアではなくMarvel Comicsを扱うアプリとなっていて。App Store、Google Playから無料ダウンロード可能となっています。
こちらは、「comixology」内にある作品を取扱いしており、同じく英語となっています。
アメコミを読むメリットって?
アメコミを読もうと悩んでいる人もいると思いますが、アメコミを読むメリットにはいくつかのメリットがあります。
まずは、日本の漫画とは違う点があって、それらにメリットがあると思います。
・絵柄がアメリカンでカッコイイ
・英語なので、読んでいて英語ができる人のイメージ
・デザインが良い
・勧善懲悪のヒーロー物でスカッとする
・ホラーやサスペンスが本格的
アメコミの魅力は具体的にいうとこんな感じ。
アメコミのストーリーですが、日本の漫画とは違い、ヒーローものや、ゾンビもの、ホラーものなんかが多いですね。
で、ハリウッド映画のような世界観となっていて、スカッとする作りになっています。
日本の漫画とは違い、スケールが大きくて、絵柄もアメリカン。
持っていてカッコイイのが魅力ですね。コレクションをしたくなるようなそんな感じです。
ついでに知っておきたいアメコミの歴史
アメコミの歴史については様々なところで語られていますが、ヒーロー物として、アメコミは、最初にDCコミックスから1938年に刊行された「Action Comics」1号で「スーパーマン」が発表されたのが、きっかけです。
スーパーマンは映画が日本では有名ですが、元々はアメコミ出身なんですね。
その後、同じくこの出版社から『バットマン』が参上し、『キャプテン・アメリカ』もこの時代に生まれています。
日本で有名なスパイダーマン、ファンタスティックオーなどはもちろんですが、これらの作品も全てアメコミから。
アメコミにとってその後、コミックコードという規制が行われ、アメコミの売上が大きく落ち込むなど暗黒期を迎えます。
しかし、その後も、人気のヒーロー作品は返り咲き現在のように世界中に普及されています。
まとめ
アメコミの歴史や、日本でゲットする方法、アメコミの現地での価格についてご紹介しました。
アメコミについては、単価が高い、薄いけれど非常に価格が高騰しているという部分があって、現地でもなかなか購入しづらいです。
日本とは漫画への思いがまったく違い、手に入りにくいのがアメコミなんですが、ネット通販で手に入れられたり、また電子書籍で揃っているサイトもありますので、気になる方はまずはチェックしてみてくださいね。