『闇金ウシジマくん』は、タイトルどおり裏社会に生きる、闇金融の世界を描いた作品です!
貸したお金は返すまでつけまわす「カウカウファイナンス」の社長・丑嶋くんと、返さなければいけないことはわかっているけど返すことができない、ちょっとワケありな顧客との壮絶な返済バトルが繰り広げられています。
ビッグコミックスで連載中のこちらの作品。
映画化もドラマ化もされ、大人気作品として44巻以上発売されています!
私はこの作品の大ファンですが、その魅力を今回はご紹介します!
闇金ウシジマくんとは?
闇金ウシジマくんは、裏社会に生きる者たちや中学時代からの因縁など、丑嶋に恨みを持つ凶悪な男たちの復讐劇。
カウカウファイナンスの仲間たちとのバトルも織りまぜられたりしていて、ドキドキハラハラする展開に注目です!
ダメな大人だとわかっていながら同情を誘うストーリーもあり、借金を繰り返してしまう顧客が続々登場。
どうしようもない連中なのだけど、つい共感してしまう心の闇なんかが書かれています。
そして、借金をしてしまう理由なんかが他人事ではいられません。
つい登場人物の心の闇、人生のストーリーに引き込まれてしまいます。
学べること① 闇金融「カウカウファイナンス」の社長を務める丑嶋くんが賢い。
闇金融の社長を勤めているウシジマくん。
彼が主人公なわけですが、このマンガでは、この主人公のウシジマくんが、人格者でも何でもなく、闇金としての業務を忠実にこなしている悪人であることが一つの魅力でしょう。
温情を持って対処することもありますが、基本的には彼は頭の回転がはやく、口が達者なため、顧客を次々とつかまえては高金利で貸し付けをおこなっています。
序盤では「奴隷くん」と呼ばれる主婦5名がでてきて、パチンコ依存症をこじらせた結果、闇金にどっぷり浸かり込んでいます。
通常のマンガはですね、こういった人間が出てきたら「いかに救うか?」なんてヒーロー論で片付けるのですが、この闇金ウシジマくんの主役である社長丑嶋はいかに金を奪えるか企てるのです。
丑嶋だけでなく、同じく闇金業者に勤める人物たちにも要注目です。どの人物も強烈な個性があり、そしてそれぞれ頭の回転が早く、いかに回収するのか、そしていかに貸していくのかなんかがシビアに描かれているのがすごい。
学べること②お金に大切さを反面教師的に教えてもらえる漫画
日本ではお金の話をすると意地汚いような印象を持たれてしまいますが、お金は生活をする上でもっともう重要なツールであると言えるでしょう。
なので、綺麗事では済まされず、避けて通れないわけです。
そんなお金の重要さをストーリーの重厚さ構成で楽しむことができます。
後味が悪いですが、それだけ学びが多い作品なので、後味が悪くても何の問題もないという人にはめちゃくちゃ学べる作品でしょう。
学べること③人の愚かさ
「闇金ウシジマくん」に出てくる客たちはハッキリ言ってお金を舐めているんです。
例えば、ギャンブル依存症になる主婦が出てきます。
このように、程度の低い思考は「お金を舐めている」としか言いようがありません。
そして、変なビジネスを始めるために、会社を辞めてしまい、元友人の唯一の味方でいてくれた同僚を売るような人間も出てきます。
結局このマンガに出てくる人間は、お金を返せず、借金を返済するために体や精神を売り始めて自分の人生をボロボロにしていきます。
まあ、結局のところお金を舐めた事で最終的にツケが回ってきます。
「お金は絶対に舐めちゃいけない」これが身をもって分かるんです。
お金が持っている怖さを学ぶには十分なストーリーであるといえます。
日本では「お金なんて必要ない」とか言っている人間もいますが、お金は絶対に必要なものだと思い知らされますね。
まとめ
お金という物が持っている魔力、怖さ、重要性などは、私は子供の頃からしっかりと学ぶべきだと思っています。
「闇金ウシジマくん」を読む価値はそれだけで十分にあると思います。
後味の悪さ一辺倒で、中途半端にいい子ぶらない潔さ「闇金ウシジマくん」にしかない魅了です。
何気に少し良い面をアピールしようとしたりするマンガは多いですが、闇金ウシジマくんは悪一辺倒です。
後味悪くなりたい方はぜひこちらのマンガを手にとって見てくださいね。
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